新築マンションに内窓と間仕切りを設置したい。【小工事】

2021年4月20日

「新築マンションの間取りを変更し、引戸を内窓付きの壁にし、リビングに間仕切りを設置したい。」

台東区の新築マンションを購入されたKさんから、アイビークラフトのチャットでご相談がありました。

購入された新築マンションの入居前に、1LDKの間取りを変更し、二枚引戸の中洋室の引戸を撤去して、内窓付きの壁に変更し、リビングダイニングにセミオープンな間仕切りを新設したいとのご希望。

ご相談があった時点で、お引っ越しまで9日間しかありません。

工事の内容としても、壁の新設といった大工的な工事、クロス張り、窓の設置と、広範囲に及ぶため、多工種の対応力が必要となります。

多能工的な仕事ができる、ジャパンリースさんに相談してみたところ、どうにかスケジュールを調整してくれて、現地調査を引き受けてくださいました。

長すぎた木材を削る
ジャパンリースさん

現地調査で方針の決定。

現地調査で、お部屋の現状の確認と採寸をし、Kさんのご希望を確認。

間取り図の黄色く囲った引戸2枚を撤去して、壁を新設。完全に壁で塞いでしまうと、洋室が暗くなってしまうため、光を取り入れるためのFIX窓を設置。そして、換気のための換気口を取り付けます。

さらに、間取り図の赤く囲った部分に、高さ1.3mほどの間仕切り壁を設置したいとのご希望。

そうすることにより、中洋室(Bed Room5.0J)をお子様用の部屋として使い、リビングダイニングのリビング側半分をご夫婦のベッドスペースとされます。

Kさんと打ち合わせをし、内窓の高さと壁の高さ、内窓はアルミサッシとするか、樹脂製サッシとするか、木とガラスで造作するのかについてもメリットデメリットなどを説明して、方針を決めます。また、既存の引戸枠の色を現状のままとするか、ダイノックシートを貼って、白に合わせるかも決定します。

さらに、新設する間仕切り壁の下には床暖房のマットがあるため、ビスを打ちこむことはできません。施工方法と壁の強度の確保についても協議して方針を決めました。

アイビークラフトの活用方法。

アイビークラフトの活用方法は様々です。

1.材料等をすべて自分で用意し、施工方法を教えてもらう、手伝ってもらう。
2.材料等をすべて自分で用意し、施工の部分をクラフトマンにお願いする。
3.材料の手配も含めて、すべてお願いする。

依頼に対して支払う報酬は、クラフトマンの拘束時間や手間が少ない「1」が一番少なく、「2」、「3」と順に多くなっていきます。

「自分がどこまで手間暇をかけて関わるか?」
「自分がどこまでであればできるのか?」
「予算をいくらにするか?」

アイビークラフトは、それぞれの依頼者の方のご意向やご事情に応じて、上手に使い分けて活用することができます。

Kさんと相談し、今回は時間がタイトであり、かつ比較的本格的な工事であるため、スペースの採寸や、必要な材料や部品も全てジャパンリースさんにお願いすることとしました。

料金は他の業者の1/3。

工事の内容からして、材料が多数あるため、ジャパンリースさんは一旦お帰りになり、すぐに積算していただき、当日夜にお見積もりを出してくださいました。

併せて、小工事を中心に提供しているアイビークラフトにしては、そこそこの金額になりましたので、料金を下げる提案を3種類ほどいたしました。

例えば、ダイノックシートを取りやめて、現状の木目のシートをそのまま生かす方法や、内窓を既製品の在庫品を採用する方法等です。

チャットを使ってKさんにご連絡し、やり取りをしましたが、Kさんは現地調査の打ち合わせで決めた、当初のご希望通りの内容で進めて欲しいとのご意向で、ほぼ即決されたのです。

工事の当日になりました。

そこで、減額する方法がいくつかあるが、現地調査時の打ち合わせしたご希望を全て実現する内容で即決された理由をお話しくださいました。

そもそも、これほど入居の直前のご相談になったのも、当初は不動産会社経由で紹介された工務店に工事の相談やお見積もりを依頼していたそうですが、先方の対応が遅いことにより、かなり時間を浪費してしまったようです。

しかも、出てきたお見積もり金額があまりに高額でした。具体的に金額をお聞きすると、驚いたことに、今回の金額の約3倍の金額です。Kさんとしては、「あまりに高すぎないか」と疑問を投げかけられたところ、工事内容は一切変えていないにもかかわらず、突然、大幅に下げた金額を提示されたとのこと。

それでも、今回の金額の約2倍です。

先方の対応に不安を感じられたKさんは、アイビークラフトにご相談くださり、対応の早さとご紹介したJAPAN LEASEさんの良心的な金額にご安心いただき、ご希望の工事内容を一切を変更することなく、即決されたのでした。

引戸2枚の撤去とダイノックシート張り。

いよいよ工事に着手です。入居まで日数がありません。二日間で工事を終わらせるため、JAPAN LEASEさんは若手の職人2人をお連れになり、合計3人で工事に取り組みます。

中洋室の二枚の引戸を撤去し、建具枠に白のダイノックシートを貼ります。

丁寧にスクレーパーで密着させ、壁のクロスとの境目(入隅)に白のコークボンドを塗布します。

茶色の枠が、綺麗に白い枠に変わりました。

間仕切り壁と内窓の壁を施工。

中洋室の内窓を設置する壁と、リビングダイニングに新設する間仕切り壁を施工します。

床暖房の温水マットや配管などの位置が正確にわからないため、壁を床に固定する方法は、ビスを使用せず、強力な両面テープを使用します。

レーザー墨出し器で正確に位置を測定し、壁の位置を決めます。壁の位置を決めたら、軽鉄を両面テープで床に固定します。また、壁の強度を確保するために、柱を1本立てます。

壁の下地となる軽鉄を組み付けて、人の手が触る壁の上端部分には木製の笠木を設置します。

同様に、中洋室の内窓の下部の壁も軽鉄で組み付けます。壁の高さはリビングの間仕切り壁に合わせました。

内窓の製作。

内窓下部の壁の下地が組みあがると、内窓の製作に入ります。

壁の上端部分に白の窓台を設置し、ガラスとガラスの間に立てる白い方立(ほうだて)を設置します。

現地調査時にKさんと打ち合わせし、今回は、FIXのガラス窓を3窓設置します。方立(ほうだて)は白くし、ガラスを押さえる押し縁(おしぶち)を黒くすることとしました。全体的に白を基調とした面に、黒い押し縁(おしぶち)がアクセントとなります。

壁の仕上げ。

最後に、リビングダイニングの間仕切り壁と中洋室の内窓下部の壁を仕上げます。

軽鉄で組んだ下地に、石膏ボードを貼り合わせます。石膏ボードは軽鉄にビス止めし、壁の全面に施工。クロス(壁紙)の下地とします。

石膏ボードを貼り終えると、石膏ボードの継ぎ目やビス止めした部分がクロス(壁紙)施工時に凹凸を拾わないように、パテで凹部を埋めていきます。パテが乾くと、紙やすりで綺麗にならします。

この作業を2~3回繰り返し、クロス(壁紙)が綺麗に貼れるように平坦に仕上げます。

完成。イメージ通りの仕上がりで、とても満足しています。

壁にクロス(壁紙)を施工し、完成です。

Kさんには、お気遣いいただき、お茶やコーヒーの差し入れをいただきました。

作業日数と作業時間が限られていましたが、無事に予定通り二日間で完成しました。

Kさんからは、「イメージ通りの出来上がりで、とても満足しています。」とのコメントをいただきました。

当初は、将来の売却時に、元の間取りに戻せるようにしておくことも考慮されていましたが、出来上がりをご覧になり、このまま売却できるのではないかとお思いになられるほどご満足いただけたようです。

ご相談はこちら。

アイビークラフトでは、ご相談の工事内容に応じて、クラフトマンの活動エリアや得意な技術なども考慮し、クラフトマンのご紹介から、現地調査や施工日の日程調整などもサポートしています。

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