玄関に可動棚とハンガーパイプを設置したい。【小工事】
「玄関のデッドスペースに可動棚を設置したい。」
立川市の一戸建てにお住まい方から、アイビークラフトのご相談フォームからお問合せがありました。
「玄関のデッドスペースに稼働棚を付けたいのですが、そもそも付け
早速、メールで具体的なご希望内容を確認したところ、中古で一戸建てを購入されて、壁の中の様子が分からないため、穴を空けて失敗する可能性もあり、自分では怖くて棚を付けるにつけられないとのことです。
また、「可動棚と、できればアイアンバーも玄関の別の場所につけていた
アイビークラフトでは、このような工務店などが敬遠する小さな工事のご相談を受けています。
そこで、可動棚とアイアンバーのイメージ写真をお送りいただきました。
アイビークラフトの活用方法。
アイビークラフトの活用方法は様々です。
1.材料等をすべて自分で用意し、施工方法を教えてもらう、手伝ってもらう。
2.材料等をすべて自分で用意し、施工の部分をクラフトマンにお願いする。
3.材料の手配も含めて、すべてお願いする。
依頼に対してクラフトマンに支払う報酬は、クラフトマンの拘束時間や手間が少ない「1」が一番少なく、「2」、「3」と順に多くなっていきます。
「自分がどこまで手間暇をかけて関わるか?」
「自分がどこまでであればできるのか?」
「予算をいくらにするか?」
アイビークラフトは、それぞれの依頼者の方のご意向やご事情に応じて、上手に使い分けて活用することができます。
現地調査で壁下地の状況と仕上げのご意向を確認。
平日の夕方、クラフトマンに現地調査に行っていただきました。
現地調査では、棚を設置したい場所とアイアンバーを設置したい壁の下地の状況を確認と採寸をします。
同時に、設置する棚やアイアンバーについてもご意向を確認し、必要に応じてより最適なアドバイスをします。
可動棚については、上記イメージ写真のようなセットが既製品で販売されており、もともとはご自身で既製品を購入したうえで、アイビークラフトで設置を依頼する予定でした。
ご希望の内容と既製品の金額を確認したところ、クラフトマンが造作で制作した方が、スペースにピッタリでかつ安価に棚を設置できることが分かりました。
一方、アイアンバーについてはアマゾンで安価に入手できるため、現地調査の際に下地のピッチを確認し、間柱にピッタリのサイズ(86cm)をご案内し、サイズに合う商品をご自身で入手していただくこととしました。
玄関に可動棚を設置。
工事の当日になりました。
最初に玄関の可動棚を設置します。
現地調査で採寸したサイズに事前にカットして持参した棚板を、現地で合わせてみます。
サイズが合うことを確認し、棚の切り口を小口テープで仕上げます。
今回は、現地のサイズに合わせて、棚を斜めに切っています。また、現地調査時にご希望を受けて、最下部の棚板には、リュックなどが掛けることができるよう、事前に棚板の裏面にパイプを設置しています。
ダボレール(棚柱)と棚受けはステンレス製です。
再度、下地を確認し、ダボレール(棚受け)を壁と下足入れ側面にビス止めします。
棚が斜めにならないように、水平測定器で正確に4本のダボレールの高さを調整して設置していきます。
壁や下足入れはまっすぐに見えて、実はミリ単位では歪みがあります。棚とレールの隙間が広すぎては棚がガタついてしまいます。逆に狭すぎては棚が入りません。
測定してみると、上部と下部では数ミリの差がありました。
ステンレス製のフックに滑り止めのゴムを取り付け、棚を設置しました。
玄関の壁にアイアンバー(ハンガーパイプ)。
続いて、玄関の正面の壁にアイアンバーを取り付ける作業に入ります。
まずは、現地調査時の壁下地を下地センサーを使って再確認。マスキングテープで間柱の両端をマーキングします。
そして、購入されたアイアンバーを当てはめて、位置を確認し、取り付けます。
完成。お土産もいただきました。
玄関に可動棚とアイアンバーの設置が完了しました。
事前にプレカットなどの準備をしていたこともあり、当日の工事は順調に進みました。
終了時には、お土産をいただきました。
可動棚とハンガーパイプは、サイズもデザインも現地のインテリアにピッタリです。
アイビークラフトのサービス提供は終了しました。
住み替えとともに、棚やハンガーパイプ、雲梯(うんてい)、ボルダリングの設置などをご希望の方は、不動産デジタル仲介サービス「renolty(リノルティ)」をご利用下さい。