警察庁の最新の統計(2025年分)によると、空き家を狙った侵入窃盗の認知件数は1万1,958件に達し、統計開始以来初めて1万件を突破しました。これは2020年と比較すると約3.7倍という急激な増加ペースです。
なぜこれほどまでに空き家が狙われているのか、その背景と犯行の手口、対策についてまとめました。
また、空き家になってしまう前に、空き家になることを未然に防ぐ方法には何があるのでしょうか?
なぜ「空き家」が狙われるのか?
犯行グループにとって、空き家は「捕まるリスクが低く、効率が良い」ターゲットになっています。
・「お宝」の残置: 高齢の家主が入院や施設入所をした後、貴金属や現金、家財道具がそのまま残されているケースが多いためです。
・室外機の転売: 家の中に侵入せず、金属価値の高いエアコンの室外機だけを盗んでいくケースも増えています。
・不法占拠の拠点: 盗みだけでなく、犯罪グループの「受け子」の待機場所や、違法薬物の保管場所として悪用されるリスクもあります。
犯人がチェックする「放置サイン」
窃盗犯は、事前に「ここならバレない」というサインを巧妙に確認しています。
・郵便受けのパンク: チラシや郵便物が溜まっている。
・不自然な「置き石」: 門扉や玄関に小さな石が置かれ、数日経っても動かされない(=人が出入りしていない)ことを確認する。
・伸び放題の雑草: 庭や周囲の手入れがされていない。
・夜間の暗闇: 常に明かりがつかない。
実家や空き家を守るための対策
「売る・貸す」といった大きな決断の前に、まずは「管理されている感」を出すことが重要です。
・定期的な巡回: 月に一度でも窓を開けて換気をし、掃除をするだけで、犯人には「人の目がある」と伝わります。自分で行けない場合は、空き家管理サービスなどの民間サービスを活用するのも手です。
・郵便物の転送: 郵便局で転送手続きを行い、ポストを空の状態に保ちます。
・防犯グッズの設置: センサーライトや防犯カメラ、砂利(音が鳴るもの)を設置する。
・スマートホームの活用: タイマーで夜間だけ照明がつくように設定するのも有効です。
空き家は放置すればするほど、犯罪の温床になるだけでなく、火災や倒壊のリスクも高まります。離れた場所にある実家など、心当たりがある場合は早めのチェックをおすすめします。
親が亡くなった後にできる対策
親が元気なうちに死亡後の相続の相談ができるケースは多くなく、事後でも実現可能な対策が必要とされています。
借りる人の支払い(立替え)で建物を改修し、賃貸物件として暫定的に物件を活用できるサービス「レガシー不動産」の利用により、空き家になることを未然に防ぐことが出来ます。

レガシー不動産のポイント
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