国土交通省の「令和6年空き家所有者実態調査」によると、空き家に人が住まなくなった主な理由は、「死亡」が約44%と最も多く、次いで「別の住宅に転居」が約39%で、合わせて約8割となっている。相続に関連して発生する空き家が約6割を占め、老いや死をきっかけとした高齢化が背景にあることが明確になっています。
取得方法別では、「相続」により取得した世帯は「死亡」により人が住まなくなった空き家の割合が約58%となっており、他の取得方法と比べて高くなっている。
腐朽・破損の状態別では、程度が大きい「構造上の不具合が生じていた」空き家と「住宅の外観または室内に全体的に腐朽・破損があった」空き家は「別の住宅に転居」により人が住まなくなった割合がそれぞれ約49%と約47%なっており、他の腐朽・破損の状態の空き家と比べて高くなっている。
空き家になってしまう前に、空き家になることを未然に防ぐ方法には何があるのでしょうか?
空き家になる主たる理由(全体の動向)
調査結果では、空き家化した主な要因は以下の通りです。
・「死亡」 (約44%): 最も多い理由です。所有者や居住者が亡くなり、住む人がいなくなったケースです。
・「別の住宅に転居」 (約39%): 高齢者施設への入居や、子世帯との同居(介護・養育)、住宅の老朽化による建て替え・住み替えなどが挙げられます。
これら「死亡」と「転居」を合わせると約8割に達し、空き家の発生は主に「世帯の終了」や「世帯の移動」によって引き起こされていることが分かります。
「相続」による取得ケースの傾向
空き家の約6割は相続されたものであり、相続した空き家に限ると、より顕著な特徴が見られます。
・「死亡」による空き家化がさらに高い: 相続した世帯では、前所有者の「死亡」により住まなくなった割合が約58%と、全体平均よりも高くなります。
・「負の遺産」としての相続: 相続したものの、住まない、活用方法がない、売却できないといった理由で、そのまま空き家として残ってしまうケースが多いです。
建物の「腐朽・破損」状況による理由の違い
空き家の状態によっても、人が住まなくなった理由に傾向があります。
・老朽化が激しい場合: 「構造上の不具合」や「全体的に腐朽・破損」がある住宅は、「別の住宅に転居」が約47〜49%を占め、老朽化を機に引っ越したケースが高い割合を占めます。
・管理不全への懸念: これらの建物は、適切に管理されないまま放置されると、倒壊や防犯上のリスクを高める要因となります。
まとめ
人が住まなくなった空き家は、主に高齢の所有者の死亡や、施設への転居、建て替えに伴う一時的な移動によって発生しています。特に「相続」が引き金となり、その後も対策されずに放置されるケースが多く、今後はこうした「管理不全」の空き家が増加することが社会的な問題となっています。
親が亡くなった後にできる対策
親が元気なうちに死亡後の相続の相談ができるケースは多くなく、事後でも実現可能な対策が必要とされています。
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